軽井沢チャレンジライド2025|開催報告
- K.Sawada

- 11月16日
- 読了時間: 4分

【軽井沢チャレンジライド2025|開催報告】
開催日:2025年10月11日・12日・13日(3日間)
スタート:東京 → ゴール:軽井沢
総走行距離:約216km/獲得標高:約2,000m
チャレンジャー:5名(うち初参加2名)
大人ライダー:18名(うち日帰り5名)
サポートスタッフ:5名/サポートカー:2台
参加者総数:28名
今年の「軽井沢チャレンジライド」は、チャレンジャー5名、大人ライダー18名、サポートスタッフ5名という大人数での開催となりました。
2台のサポートカーとスタッフの尽力により、トラブルや怪我もなく、全員が無事ゴールへ到達することができました。
チャレンジャー1名につき2名のメンターがサポートし、事前のミーティングや練習会で一緒に準備を重ねたうえで本番に挑みました。
DAY1(76km)
葛西臨海公園 → 茨城県猿島郡境町
予想外の冷たい雨の中でのスタート。
過酷な状況を前に不安もありましたが、ゴール後には「雨の中を走れたのも良い経験だった!」「達成感がすごい」という前向きな声が。
困難を乗り越えた体験が、チャレンジャーの自信と成長につながった初日となりました。
夜は恒例の「大人ライダー全員による1分間スピーチ」。
多様な職業・生き方に触れた子どもたちは、自分の将来を考える大きなヒントを得たようです。
DAY2(107km)
茨城県境町 → 群馬県安中市
前日の雨が嘘のような快晴。
広い景色と気持ちのよい空気の中で、サイクリングの楽しさを存分に味わいました。
100km超のロングライドを走破したことで、チャレンジャーは「やればできる」という確かな自信を獲得。
心身ともに大きく成長した2日目となりました。
DAY3(34km)
群馬県安中市 → 長野県軽井沢町(碓氷峠ヒルクライム)
最終日は最大の難所・碓氷峠のヒルクライム。
初心者には厳しいコースですが、仲間と励まし合いながら全員が登り切りました。
軽々と駆け上がるチャレンジャーもおり、一人ひとりの可能性を強く感じる一日でした。
< 報告会より>
翌月に行われた報告会では、チャレンジャー5名がパワーポイントなどを使って堂々と発表。
3日間の挑戦で得た気づきや成長を、自分の言葉で次のように語ってくれました。
* 多様な職業の大人と話す機会が多く、視野が広がった。
* 自己紹介スピーチで聞いた仕事の話が、就職活動で希望職種を考えるうえで大きな参考になった。
* CFCでのチャレンジャー・リーダーの経験を話したところ、「ガクチカ」として企業から高い評価を得られた。
* 大人と話すことに慣れた結果、面接に落ち着いて臨めた。
* 目標に向かって練習を積み重ねる力、安全に走るためのコミュニケーション力が身につき、それらが社会に出ても役立つという自信がついた。
* 普段できない体験ができ、世界が広がった。
どの発表にも成長の実感があふれ、聞く大人たちの胸を熱くするほどでした。
<チャレンジを通じて>
参加表明から準備、本番、そして報告会までの長いプロセスを通じ、
「仲間と支え合いながら困難を乗り越える力」
「やり遂げたという確かな自信」
をチャレンジャーたちはしっかりと身につけました。
子どもたちにとっても、伴走した大人たちにとっても、多くの学びと気づきを得られる貴重なプログラムとなりました。
私たちは、今回の学びを来年度の活動に活かし、より良いプログラム提供に努めてまいります。
【当会のミッション】
「すべての子どもが、自分の描いた未来へ自由に挑戦できる社会をつくる」
その実現に向け、サイクリングを通じた学びと成長の機会を今後も提供してまいります。
【参加型のご支援について】
当会の活動に興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
* サイクリストとして
* サポートスタッフとして
* 広報・IT・教育などの専門性を活かして
* 児童養護施設出身の若者への支援として
皆さまのご参加が、子どもたちの未来への一歩を支える大きな力となります。




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